風俗店員やってました・7

しばらく、店は決まったメンバーで回されていた。

ちょこちょこ新しく入ってきた人はいたが、ほぼ1週間ぐらいで消えていた。

夏になると、待機している地下は当然冷房も効いてなく、窓も無く空気の入れ替えも出来ないので

とんでもない暑さだった。

そうこうしていると、突然、6、7名ぐらい新しい人が入ってきた。

新規に東スポに求人広告を出したらしい

みんな遅番で17時からラストまで勤務という事だった

1週間ぐらい経ち、今回の人は皆、結構続くなと思っていたが

一様に疲労困憊の顔をしていた。

ある日、17時を過ぎ、早番・遅番入れ替えのセッティングを終え、そろそろ勤務時間終了

帰れる時間だなと思ってのんびりしていると

新しく入ってきたオジサンが一人、近づいてきた。

「これ、女のコにもらった差し入れ」と言いながら袋からパンを差し出してきた。

「ありがとうございます」と言い受け取ると

オジサンもパンを取り、口に入れ、飲み物無しでモサモサ食べだした

「最後の掃除が大変だよ・・・皆、裸になってやってるよ・・・」

ため息混じりにこぼし出した。

「営業時間終わったらクーラー消されるから、めちゃくちゃ暑い」

「参った、こんな仕事だとは思わなかった・・・」

オジサンが見た東スポの求人広告を見てみると

「簡単なホテルの清掃」と書いてあった

「さすが東スポ・・・」オジサンは呟きながら、パンを口に押し込んだ。

タイトルとURLをコピーしました