風俗店員やってました・18

新しく熊井店長がやって来て新体制になった

副店長のポジションには新谷というスタッフがついた

新谷さんはスラッと背が高くイケメンで性格も良いのだが仕事はいい加減な感じで有名だった

その他のスタッフは、系列店から交代で来るような感じだった

同時に7、8名ぐらいのスタッフが新しく入ってきた

スポーツ新聞に募集広告を出したらしい

しかし案の定、1ヶ月も経つと残りは1人になり、他は飛んでしまった

残ったのは、建築関係で働いていたという相撲取り体型の男

穏やかで人懐っこい雰囲気の彼とはちょくちょくしゃべっていたが

ある日、彼と二人きりになると泣きそうな顔をしてこちらに向かってきた

「ボク、もうダメかもしれません・・・」

「どうしたんですか?」

「皆、言う事が違うんです。最初に教えられた通りにやると、他の人に駄目出しされて、俺のやり方でやれって言われるんです。」

風俗店員は何故か自分は仕事が出来ると思い込んでいる人が多い

思わず笑ってしまったが、彼はゲンナリしていた

次の日から、彼の姿は消えた。

しばらく続くかと思いきや、飛んでしまったのだった。

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