風俗店員やってました・16

マットヘルス勤務に戻り、朝、店舗前を掃き掃除しているとラムが現れた

サングラス姿で出勤してきた彼女は、こちらを見ると、「戻ってきたの?ウケる」と

何故か笑っていた

久しぶりに会えて嬉しい気持ちになりつつ、以前のように雑用をこなした

地下で待機していると上に呼ばれた。

お客さんを近くの系列店まで送り届けるよう指示された

いつもは代金とチケットが入れられた封筒を渡されるのだが、今回は無かった

「???」

お客さんに目をやると、ボスと呼ばれる統括責任者の安住と楽しそうに談笑していた

常連さんなのだろうか・・・

とりあえず、近所の系列店まで徒歩で一緒に歩き、送り届けた

系列店の店長に「今日は、封筒も何も渡されませんでした」と言うと

「何でだろう・・・」と店長は怪訝そうな顔をし、確認の電話を入れた

何かゴソゴソ喋り終えると、こちらを向き「あ、そうなんだ分かった。有難う。お疲れ様」と納得の表情だった

よく分からないが、まあいいんだろうと店に引き返すと、店員が一人近づいてきた

ニヤリと笑いながら「さっきのお客さん、関西の統括責任者だよ」

「???」

よく事情が分からないでいると、説明してくれた

「覆面調査的な感じで、お客さんとして入ってみて、ちゃんと女のコがしっかり仕事しているか確認しているんだよ」

そういうものがあるんだと少し驚いた表情の自分を尻目に店員は、忙しそうにどこかへ消えた

タイトルとURLをコピーしました